医療クラウドの株式会社メディ・ウェブ(東京都港区、代表取締役会長兼社長 楊浩勇)は、2016年12月15日、2014年より提供していた「Bee業務日報」の機能を強化し、「Beeコンパス」として全面リニューアルしましたことをお知らせいたします。
Beeコンパス画面イメージ
Beeコンパスの「レセデータ分析機能」を利用することで、これまで活用されにくかったレセプトデータが簡単なステップで見える化され、クリニック経営の管理と改善がより確実かつ効果的に行えるようになります。また、1日3-5分程度の手入力で続けられる業務日報データを分析する「業務データ分析機能」においても分析項目を拡充、より詳細かつ幅広い項目にて、期間比較や予実比較等の分析を簡単に行えるようになります。
※メディ・ウェブは、レセプトコンピュータから得られるデータの匿名化技術および通信手段について、特許を申請しています。
診療報酬の抑制、競合施設の増加、患者の受診行動の変化等により、医療機関の経営は年々難しく、また、業務は複雑になってきています。開業医が理想とする診療を実現しクリニックを継続的に発展させるためには、経営の管理を強化し改善を促進することが求められます。一方、レセコンや電子カルテが持つ経営管理、経営分析の機能では、そうしたニーズに十分に応えられなくなってきているのが現実です。そこでこの度、株式会社メディ・ウェブは、Bee業務日報の分析機能を強化した「Beeコンパス」を開発することといたしました。
患者数や診療報酬額、業務効率(スタッフ一人あたりの患者数)、来院のきっかけとなった媒体(来院媒体)、患者デモグラフィックス等、豊富な指標でクリニックの現状と変化、予測とのギャップを見える化・分析し、業務や診療のプロセスが抱える課題をあぶり出します。
レポートメールを設定すると、登録された業務日報データが速報として指定したアドレスにメールで配信されます。簡単かつタイムリーに、診療と経営における日々のデータとその変化を把握できます。
レセコンの月次データや患者データをインポートして分析する「レセデータ分析機能」をご利用になれます。一部レセコンは自動データ取得にも対応し※1、経営と業務の改善を加速します。
3Beesは、クリニックの業務と経営をサポートする、開業医のためのPMS(Practice Management Software)※2です。レセコン・電子カルテとも連携して、理想のクリニックの実現をサポートします。現在、Bee診察予約、Bee順番管理などの6つのアプリとプロダクトをご提供しており、これまでに、4,300以上の医療機関にご利用いただき、270万件以上の診療をサポート※3しています。
Beeコンパスは、さらに簡単かつ詳細な経営分析を通じてクリニック経営・業務をサポートできるよう、レセコンとの自動データ取得連携の開発に順次取り組んで参ります。2017年1月にはHi-SEED(⽇立メディカルコンピュータ社)との自動データ取得連携の実装を予定しています。また、12月15日(木)よりBeeコンパスが標準搭載されたクリニック向けUTM(統合脅威管理)「3BeesUTM」の発売も開始いたしました。UTMをご利用いただくことで、経営の観点のみならず、情報セキュリティの観点からも開業医がより安心して診療に集中できる環境づくりの支援を目指しています。
http://lp.3bees.com/hubfs/resources/bro/brochure_compass.pdf
※1 2017年1月、Hi-SEED(⽇立メディカルコンピュータ社)と連携予定。
※2 PMS(Practice Management Software): 主に中小医療機関向けに提供されている生産性向上、患者満足度向上、業務分析、経営管理等を目的としたソフトウェアおよびシステム。欧米のクリニックでは導入が一般的となっている
※3 2016年12月15日現在
株式会社メディ・ウェブ 広報担当 佐竹麗
TEL : 03-6402-4770
E-mail : press@mediweb.jp